”ミセス10月号”　　文化出版局さんより
9月6日　本日発売になりました。

クッキングカード、　243～246頁に8品載せていただいています。
どれも簡単にできる物ばかりです。

素敵な京都特集など、とても魅力的な一冊です。
お手にとっていただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

　　　　　

8月のオイキムチレッスンでお出しした稚鮎汁。
天然の稚鮎を丸ごとえごま油で炒め、米のとぎ汁で1時間ほど煮てすり鉢であたります。
味噌、えごま、しろ菜他で煮込んで作る滋養食です。
手間はかかりますが、ほろ苦い鮎汁は夏の香りを盛り込んだ旬の汁物です。
我が家の好物魚汁は旬の魚で楽しみます。
じっくり煮込んだ白濁スープは本当に美味しく四季を通して身体にしみます。

　





8月は特別レッスンとしまして、
あわび粥、参鶏湯、ユッケジャン、オイキムチの
お好きなメニューに入っていただきました。

酷暑の中、お越し下さり心より感謝いたしております。
まだ暑さが続くようですが気温の差もございますので体調に気をつけて下さいませ。

　　

　　

汁なしプルコギ
　粗みじんの牛肉にプルコギだれをもみ込み薄くのばして焼きます

ホヤビビンパｯﾌﾟ
　旬のホヤを香りの良いごま油と韓国海苔とごはんをまぜ、また野菜とまぜてふた味
　楽しみます。

ホヤの塩辛
　粉唐辛子とニンニクでお酒にもあう一品です

豆もやしとみょうがのナムル
　旬のみょうがをさっと茹でて豆もやしとナムルにします

きゅうりのコチュジャン和え
　塩とハチミツで水気を出したきゅうりをピリ辛ダレで和えます
　ゴーヤ、茄子、みょうが、ズッキーニなどの夏野菜でも美味しいです



長い梅雨でしたがようやく夏野菜が旬となってまいりました。
野菜の量が少なく農家さんも大変だと思いますが、
こんな時には皮から根までしっかりいただく努力をしたいと思います。
水分補給と夏野菜で体温調節をし食事では糖分より塩気をうまく取り入れたい毎日です。

　　

　　　　　　

バラ肉の味噌炒め（チェユックポックン）
　コチュジャンベースのタレをバラ肉にもみ込んで香ばしく焼き、生野菜に包んで食します

ニラのコチュジャンジョン（ジャントック）
　コチュジャンを入れた衣に旬の野菜を混ぜて焼きます
　
ししとうと小魚のきな粉蒸し
　ししとうにきな粉をまぶし小魚と共に蒸してタレをかけます

ハチクのえごま和え
　旬のハチク（真竹）にたっぷりのえごま粉タレを混ぜるナムルです

にんにくの芽のコチュジャン漬け
山椒のチャンアチ
　コチュジャンに漬け込む、醤油に漬け込む、旬の野菜の保存食です



今月はなごりの野菜と初夏の野菜で、梅雨空に簡単に出来る料理をご紹介しました。
季節の変わり目は身体に優しくやや少食にしたいと思います。
梅雨の時期、日本の湿気に生ニンニクは消化しづらく感じます。
冷蔵庫で熟成させるかおろし立てなら量を少なめにして下さい。
四季があるって本当に素敵なことです。
その時期にあった食事を考えるのも、ならではの楽しみですね～！